河川等に設置されているゲート(樋門・水門)の監視や操作を、インターネット等の通信回線を使用することで遠隔地から行う事が出来るようになり、ゲート現場における無人運用管理が可能になります。
定期的に実施しているゲート操作盤や機器の管理については、点検周期が長くなると機器の異常や故障の発見が遅れる可能性があり、必要な時に機器が動作しないなどの問題が発生することも予想されます。
本システムを導入することで、遠隔地から手軽に機器の監視を実施することが可能となるため、異常や故障の早期発見につながります。
台風や豪雨などの災害時、現場の状況を確認するには危険な状況で現場まで時間をかけて出向き操作するか、現場からの電話等による口頭での連絡に頼っていました。
本システムを導入することで、遠隔地(中央監視所/その他の監視局)からも現場と同様のイメージで操作出来るようになり、また移動に無駄な時間を費やすことなく安全な場所から操作出来る様になります。また、設備をよく知らない操作員が現場で操作する必要がある場合であっても遠方からの操作支援が容易に行えるようになります。
入出力端末 | 汎用シーケンサ(MELSEC標準)、Ethernet通信 アナログ入力:10点/デジタル入力:40点/デジタル出力:10点相当を装備 汎用 |
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Webサーバ | CPU:Celeron相当以上、主メモリ:1GB以上、Ethernet2ポート以上 |
監視PC | 汎用パソコン |
監視PC表示ブラウザ | マイクロソフト社インターネットエクスプローラ お客様ご使用のバージョンに対応 |
通信回線 | 本製品を使用するためにはADSL以上のインターネット回線 |
製品形態 | 機器単体または収納BOX組込タイプ |
設置環境 | 使用周囲温度:0 ~ 50℃/湿度:10 ~ 90%RH |