製品・事業Insup

Insup 検査処理支援システム

検査処理支援システムInsupは
検査工程に残る手作業を省力化します。

検査工程の手作業に潜むミス・トラブルやり返し作業は、思わぬコストUPを引き起こします。検査処理支援システムInsupは検査工程に残る手作業を省力化します。

従来の手作業の場合

実際の検査工程の前後には多くの手作業が介在しています。

Insupを利用した場合

検査原票の転記から計算、判定まで自動化し、検査後の工程を省力化します。

システムの特長

基本機能

サンプル受入

1. 検査依頼元から届けられる
  • ・サンプルをサイクリックに抜取ったり、先頭と最終サンプルのみ抜取るなど抜取頻度が規則化されている場合は、受入れ対象のサンプルNo.はロットの生産量に関わらず計算式で算出することができます。
  • ・受入れたサンプルNo.に受入済みのチェックを入れることで、サンプルの受入れ状況を管理することができます。

検査記録

2. 検査結果を入力し記録します
  • ・検査員毎に入力可能な検査の割り当て(許可)ができます。
  • ・抜取検査、縮分検査、全数検査に対応しています。
  • ・抜取検査では製品/検査毎に決められた抜取頻度を設定できます。
  • ・標準作業手順書(SOP)に沿って入力項目が設定できます。
  1. 1) 検査結果の入力情報は前処理、共通処理、検査の3つに区分けできます。
  2. 2) 前処理と共通処理には機器の校正確認や試薬の調製内容などを入力します。検査には検査結果に関する内容を記録します。
  3. 3) 一度に複数製品、複数サンプルの検査を実施した場合でも1回の入力で記録できます。
  4. 4) 項目毎に数値・文字・日付・リスト選択などの入力方式が設定できます。
  5. 5) 検査機器名やメーカー名などの選択リストを任意に作成できるので入力の手間が省けます。
  • ・計算式が組み込めるため計算過程の間違いを排除できます。
  • ・既に登録されている検査結果を別の検査に引用できるので入力や計算の間違いを低減できます。
  • ・一度記録した検査結果を修正する場合は、管理者が修正許可機能で検査員に許可を与えます。

成績書作成

3. 検査結果から成績書を作成します
  • ・記録された検査結果を製造規格値と照合し合否判定を行います。
  • ・不適合判定があった場合、結果を赤字で表示します。
  • ・承認権限のある利用者は成績書を印刷することができます。
    その他の利用者は成績書を画面で確認します。
4. 検査成績の承認行為を管理します
  • ・承認権限のある利用者が成績書の合否判定を行います。
  • ・検査の完了状況や承認状況、成績書を確認しながら承認を行うことができます。
  • ・承認されたロットについては、検査結果の変更はできません。

システム管理

5. 運用規則や検査仕様を管理します
  • ・権限やパスワードの設定など、Insup を運用するために必要な情報を管理します。
  • ・製品、検査、品質特性など、検査を実施するために必要なマスタ情報を予め設定、管理します。