Inrush-Limiter ® T1は、変圧器の電圧を測定して残留磁束を的確に算出し、遮断器の投入位相角を最適タイミングに制御することで励磁突入電流を極少に抑制する画期的な装置です。
某社風力発電システム(2,400kWx13基)用変電所の竣工試験として変電所主変圧器の解列・再課電操作が実施され、突入電流の抑制効果を確認することが出来ました。
突入電流 : 最大で839A → 164A
電圧低下率 : 19.5% → 1.5%に抑制!
2013年の発売以来、電力会社、太陽光発電・風力発電・バイオマス発電などの発電事業者、電気炉・化学プラントなどの電力需要家、各分野におけるお客様にご採用いただき、装置の性能やトータルパフォーマンスに高い評価をいただきました。
本装置は遮断器の投入位相角を制御して励磁突入電流を抑制するものです。電力系統の主回路への関与は最小限に済み、装置導入が容易に行えます。既存設備への取付けや新設計画をお急ぎの場合の対応もスムーズに行えます。
初期設定は専用ツールソフトで簡単に行えます。通常運転は全て自動化されていますので、これまでの遮断器操作と変わりません。装置はメンテナンスフリー設計のため保守の手間を取らせません。