製品・事業流量計校正

流量計校正を通じ、製品の品質確保に貢献します

現場に設置される流量計は、正しく流量測定し、信号を出力することが求められ、製品の品質確保に対し重要な役割があります。流量計の校正は、測定から出力についての機能が正しく行われているのかを確認する重要な役割があります。

流量計校正とは

流量計校正は、流量の測定に使用される機器の出力と、基準となる流量計の出力との比較を行い機器の出力を調整することを言います。弊社の流量計校正では、メーカーから認証を受けた技術者が、メーカー基準器を用いて校正を行います。

作業の流れ

  • 準備
    校正設備の事前点検を行い、校正対象機器を校正設備に取り付けます。
  • 試験
    メーカー基準値、またはお客様の希望に沿った、実流量による校正試験を行います。
  • 校正
    メーカーより提示されている校正表に基づき、調整ギアの選定、調整作業を行います。
  • 校正後のデータ収集
    校正結果を確認するため、再度校正試験を実施します。この際に、データが基準値に入らない場合、再度校正作業を行います。
  • 校正記録
    流量計校正で行われた作業、結果値を記録します。
  • 報告書
    校正作業、記録をもとに、お客様へ報告書を作成/提出します。

校正設備

実流量による校正試験を行うため、下記校正設備を有しております。

校正仕様

校正範囲:No.1:(200,400,600,900,1200 L/H)、No.2:(2,4,6 ㎥/h)、No.3:(10,20,40 ㎥/h)
発行書類:No.1~No.3 基準流量計校正証明書

対応可能機器・メーカー

# メーカー 型 式
1 オーバル 容積式流量計
2 オーバル コリオリ流量計
3 東芝、横河、azbil 他 電磁流量計

※接続フランジサイズ 最大80A(JIS10K)

※敬称略