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「変圧器励磁突入電流抑制装置の開発・実証試験と商品化」で『野口賞 特別賞』を受賞

2021.11.18

このたび、「変圧器励磁突入電流抑制装置の開発・実証実験と商品化」が「第21回野口賞」(野口遵顕彰会主催)の特別賞を受賞しました。
2011年に奨励賞を受賞しましたが、社会への貢献度や収益性を評価していただき、今回 野口賞では初めてとなる特別賞を頂きました。
2005年に商品化され、これまでに海外を含め160台の導入実績があります。


【変圧器励磁突入電流抑制装置とは】
発電所から送られる高電圧の電気は「変圧器」によって低い電圧に変換されて、工場や公共施設、また一般家庭の電気として利用されています。
「変圧器」は電気を利用する上で必要不可欠な設備であり、電気の利用状況に応じてスイッチの入り切りが行われますが、「変圧器」のスイッチが入ったときに励磁突入電流(れいじとつにゅうでんりゅう)という異常電流が発生し、工場や公共施設などに様々な障害(工場の停電・情報管理機器のダウン・医療用電気機器への悪影響・家電製品の変調など)が起こります。
その励磁突入電流を無くすことで電気の利用者側で起こる様々な障害を未然に防ぐ役目を担っているのが「変圧器励磁突入電流抑制装置」です。

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夕刊デイリー新聞 2021年11月17日掲載